みかんづくり|和歌山県・田村産の蜂久みかんでは、海からの潮風と太陽の恵みをたっぷり受けた、みかん・柑橘類の生産を行っております

  • 蜂久みかん
蜂久みかん
みかんづくり

▼剪定

剪定

1月下旬から剪定(せんてい)を行い、みかんの養分を作るのに必要な新しい芽を吹かせて翌年の花を着かせる春芽を出します(春芽では光合成が活発に行われ、たくさんの養分をつくります)必要に応じて7月くらいまで夏季剪定も行います。

▼土壌管理・潅水

4月と10月に土壌管理の施肥、必要に応じ追肥の葉面散布を行います。4月〜6月はみかんにとって水が欠かせない時期なので、雨が少ない場合などは、十分な潅水を行います。また、8月中旬からマルチシート被覆までも潅水を行います。

▼防除・除草

みかん

5月になると開花時期で、みかんの花が咲きます。花弁が落ちるまでは虫がつきやすいので、防除を行います。5月から収穫前までは必要に応じた除や除草を行います。

▼水分ストレス

水分ストレス

生理落下(着果が多かったりすると樹の生理で着果を調整する)が終わるころから樹になるべく水分を与えないようにし、みかんの糖度をあげるために水分ストレスをかけます。

▼摘雷・摘果

摘雷

花が着いたら、必要に応じて摘雷(着花数が多い時に花の蕾を摘む)を行います。8月中旬くらいまで、着果させて着果ストレスを十分に掛けた後、摘果(果実の数を減らして大きい実にする)を行います。また、9月の下旬ごろから収穫寸前まで仕上げの摘果(さらに良い果実だけを残して糖度と食味を上げる)を行います。

▼マルチシート被覆

マルチシート

9月上旬に土壌が十分に渇いたら、水分ストレスをかけ糖度を上げる為のマルチシートを木の周りに被覆し、みかんの木に水分を与えないよう遮ります。またマルチシートの反射を利用して下の方の枝葉にも光合成を促し、裾果の糖度も上げます。

▼収穫

収穫の様子

仕上げ摘果作業が終わる11月上旬から色づき始め、中旬には早生みかんの収穫が始まります。12月上旬に入ると中生みかんの収穫が始まり、12月中旬くらいからは晩成みかんの収穫が始まります。中生・晩成みかんは、収穫後倉庫で熟成させます。

▼撰果・選別

収穫後のみかんは撰果作業を行い、階級別(サイズ)に2L〜2Sに分けます。※3L・3Sがある年もございます。撰果後は等級別(ランク)に分けられます。(赤秀・青秀・無印・○印の4ランク)

▼箱詰・出荷
各階級・等級に分けられたら、一つ一つ手作業で箱詰めされ(個撰の特徴)、お客様の元へ出荷します。

箱詰
出荷